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色鉛筆画、水彩色鉛筆画、パステル画の魅力

  色鉛筆画  水彩色鉛筆画  パステル画

 絵画は絵の具を使うとは限りません。パステル画や色鉛筆画も大人の趣味として親しまれています。特に色鉛筆画は比較的歴史が浅いにもかかわらず、絵の具を使わない気軽さからか人気を集め、技術書も何冊か出回っています。パステル画はメルヘンチックな雰囲気が表現できるため、挿絵や絵本などに向いています。どちらかといえばプロ志向ともいえます。

色鉛筆画

 色鉛筆画というと小学生の絵を連想する方も少なくないでしょう。でも、子供が使っている色鉛筆とはかなり発色が違います。しかも色は最低でも50色。絵の具のように混色が自由ではないので、色数は多ければ多いほどよいのです。また、色鉛筆には芯の顔料の性質や硬軟の差など、メーカーによって種類や品質が様々で、それによって鉛筆の使い方やテクニックも変わってきます。

 色鉛筆画は、基本的には「色のついた鉛筆デッサン」と考えてよいでしょう。ですから鉛筆デッサンの苦手な方は苦労します。逆に、「デッサンはまあまあだけど、絵の具で色を塗るとおかしくなってしまう」という方は、水彩画よりも向いているかもしれません。

 いずれにしても、色鉛筆には色鉛筆特有の技法がありますから、それをうまく使いこなせるかどうかが作品の美的効果を左右します。まずは実際の作品を生でご覧になったうえで、習うかどうかを決めた方がよいでしょう。

水彩色鉛筆画

 水彩色鉛筆画は、芯が水に溶ける水溶性色鉛筆を使います。まず、色鉛筆で普通にデッサンをした後は、水彩画に近い感覚で着色していきます。

 着色の方法には次のような3つの方法があります。

・色鉛筆画と同様に、色鉛筆で塗る
・色鉛筆で塗った箇所を、水をつけた筆でなでて溶かしながら、絵の具のように塗る
・別の画用紙をパレット代わりにして、使いたい色鉛筆を何色か塗っておき、水をつけた筆で溶いて透明水彩絵の具のようにして描き込む


 
 水彩色鉛筆画の難しさは、筆を使い始めると、まるで絵の雰囲気が変わってしまうところにあります。そのため、色鉛筆で彩色する段階で、筆を使って仕上げていくプロセスをイメージしなければなりません。

 水彩色鉛筆の長所は、硬質の線や面と柔らかな諧調が同時に表現できることです。消しゴムが使えるのも便利です。しかし、技法が独特かつ多彩で、慣れないうちは使いこなせない難点があります。当然ながら、作品は淡彩画とも普通の水彩画とも異なる雰囲気になります。「色鉛筆だから易しそう」という期待は裏切られるでしょう。当サイトとしては、どちらかと問われれば水彩画(または淡彩画)をおすすめします。

パステル画

 デザインの世界ではパステルカラーという言葉がよく登場しますが、パステル画はまさにその名の通り、明るくて淡い中間色のトーンが魅力です。イラストレーション挿絵の世界では、表現の一手段としてパステルは重要な画材の一つです。また、ソフトなイメージから絵本作家なども愛用します。

 パステル画の魅力は、何といってもあの柔らかいトーンとグラデーションにあります。淡い色調が色合いを変えながら白い地に溶け込んでいく美しさは、見る人の心を和ませます。

 パステル画が他の画材とちょっと異なるのは、パステルで直接、画用紙に描くだけでなく、パステルの粉を指先ティッシュペーパーなどにつけて描くことが多い点です。また、消しゴムマスキングテープを使った技法の多用、制作中のスプレー式定着液の使用なども、パステル画ならではの特徴です。

 パステル画では色鉛筆やペンなどを併用することも少なくありません。細い線や鋭い線を使ってディテールを表現したいときや、全体を引き締めたいときなどに有力です。


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