いい趣味を見つけたい方へ―おすすめ
手芸・工芸・工作   スポーツ・アウトドア   美術・絵画   ダンス・体操・健康   棋道・ボードゲーム・カード   楽器演奏   美術鑑賞・音楽鑑賞
生け花・フラワーデザイン   文芸   書道・習字・文字のアート   生活・実用   パズル・クイズ   語学   コレクション   パフォーマンス・余興

その他の詩歌(短歌、詩作、作詞)

   短歌   詩作   作詞

 俳句、川柳以外の詩歌についてもご案内しておきましょう。

短歌

気軽に始められる口語短歌
 短歌は俳句、川柳と並んで日本の伝統文芸ですが、俳句に比べて作るのが難しいというイメージがあります。その大きな理由の一つに、文語体や旧かな遣いの句が多いことが挙げられます。しかし、今では「ケータイ短歌」に代表される口語短歌が主流となりつつあります。

 1987年に「短歌界の一大事件」、というより一種の社会現象といえる出来事がありました。それは俵万智さんの「サラダ記念日」(河出書房)という短歌集が書店に山積みされ、たちまちのうちに売れ切れてしまうという、出版界では奇跡といってもよいことが起こったことです。その本の表題となった句を次に掲げます。

 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

 短歌を作ったことのない人ばかりか、読んだことさえない人が我先にこの短歌集を買って行ったのです。この本の表紙カバーには、作家の高橋源一郎さんが次のようなコメントを寄せています。
 コピーが詩人たちを青ざめさせたのはつい最近のことだった。今度は短歌がコピーライター達にショックを与える番だ。読んでいてびっくりしろ、これが僕に出来る唯一の助言である。
 あれから三十年ほどが時が過ぎ、今ではありきたりの口語で新鮮な気持ちを詠む「口語短歌」は当たり前になりました。五・七・五・七・七の三十一文字という短い文字数で日常の断片を切り取り、思いを伝える短歌には、俳句、川柳では表現できない、みずみずしく豊かな世界があります。

詩作

 詩は俳句や川柳のような、長さや形式の制約が一切ありません。一行でも千行でもよく、一行の長さも自由です。英語交じりの詩もOKで、どんな題材でも詩になります。しかし、詩を書きたいと思っても、あまりに自由過ぎるためにかえって、どう書いてよいか分からないということはあるでしょう。

 そこでおすすめするのが、まず気に入った詩を探して何度も読むことです。できれば声を出して読んでみてください。詩の韻律やリズムが感覚的に分かってくるでしょう。書かれていることはそう難しいことではないはず。作者が一番伝えたい気持ちが、何となくじわじわと沁み込んでくるでしょう。

 詩ではこの「伝えたい気持ち」が一番大切です。あなたの詩の読者が詩を読んでいる時、実はその詩の主人公になろうとしているのです。だから、共感をしてもらえるような言葉や情景がそこに美しくちりばめられていなければなりません。

 注意しなければならないことは、詩は文章とは違うので、あまり説明的にならないことです。一つの言葉、一つの行が他の言葉や行と共鳴し合って、イメージを広げていくとき、詩が生まれるのです。また、詩は韻律やリズムが大事ですから、詩を推敲する際は朗読した方がよいでしょう。「文章が書ければ、誰でも詩人になれる」とどなたかが言っていましたが、あなたも伝えたい気持ちを詩に託してみませんか。

作詞

 詩と言うと、若い方は作詞のほうをイメージするかもしれませんね。言うまでもなく作詞は曲がつくことを前提としており、歌われてこその詞(詩)です。曲自体にリズムや感情表現がありますから、その点に気をつけながら相乗作用を狙います。

 
 楽器をやっている方は、作詞と作曲を一人で作ってしまう方もいますが、詞が先かメロディーが先か、はたまた同時に作るのかは様々でしょう。別々の人が作る場合でも、現代ではメロ先(詞が後になること)がけっこう多いようです。そうなると、作詞といえども、単なる字数合わせだけでなく、曲の理解が欠かせません。詩(詞)は朗読されるのと歌われるのではイメージがかなり異なりますから…。

 いずれにしても、アマチュアバンドをやっているか、やりたいと思っている方にとって、作詞のできる人がいるかどうかは重大問題です。聴衆を惹きつけるためには、曲の出来栄えや歌唱力、演奏力(編曲)、容姿などと並んで、詞(ことば)の力も大きなウエイトを占めているからです。共感の得られる気持ちや言葉を紡ぎ出したいものです。


  TOP  HOME  
いい趣味を見つけたい方へ―おすすめ趣味ガイド