趣味を見つける―面白 おすすめ趣味百科
 趣味を見つける HOME語学とコミュニケーションの楽しみ > お隣の国、中国や韓国の言葉を学ぼう

お隣の国、中国や韓国の言葉を学ぼう

 かつて「近くて遠い国」と言われた日本と韓国ですが、日本語の歌が韓国で解禁され、韓流ドラマが日本で人気を集めるに至って、庶民レベルでの文化的な垣根はどんどん低くなっています。もちろん、経済的にも日韓は密接な関係にあります。

 
 また、日本と中国も「一衣帯水の国」と言われ、古くから付き合ってきた、同じ漢字文化を持つ、狭い海を隔てた隣国です。戦後しばらく、両国は角を突き合わせてきましたが、現代では体制の違いを超えて、日本の大衆文化の中国への浸透と、経済の緊密化が進んでいます。

 そうした中で、英語一辺倒だった日本人の語学学習も次第に中国や韓国を始めとする近隣諸国に目が向き始めました。外国語を学ぶということは、その国の歴史や文化に触れ、その国民を好きになるということです。相互理解のための第一歩として、アジアの国の言葉を一つ学んでみてはいかがでしょうか。

韓国語(ハングル)

 韓国語(ハングル)は、日本語に最も近い言語です。同じウラル・アルタイ語族に属する膠着語で、語順が同じであるばかりか、「てにをはに」相当する助詞の用法まで同じです。例えば、主語の「は」と「が」の違いを外国人に教えるのは難しいものですが、何と韓国語でも同様の使い分けがあるのです。

 韓国語はアクセントも日本語同様あまりはっきりせず、ぼんやり聴いていると、少しなまった日本語に聞こえることがあるほど、イントネーションも似ています。中国語の影響で、漢字の熟語に相当する単語もあります。このように日本語との共通点が多いため、韓国語は最も習得しやすい言語ということができるでしょう。

 ただし、一つだけやっかいな問題があります。それはあのハングル文字です。ハングルは15世紀に作られたもので、音声学的な法則に則って作られた科学的な文字だそうですが、理屈で覚えるのと感覚的に覚えるのとのギャップに戸惑うでしょう。いずれにしても中国以外のアジアの言語は、皆新しい文字を覚えなければなりません。文字を見れば正確な発音が分かるハングルは、むしろ楽な方でしょう。

 ハングルの発音は、英語や中国語ほど苦労はしないでしょうが、日本人の耳には同じに聞こえる音で「濃音」「激音」という別の発音がありますから、日本語と似ているとはいえ、やはり耳と口のトレーニングはある程度必要です。

中国語

 中国語は、北京語を共通語化したもので、中国では普通話(プートンフア)と呼びます。この他、中国には上海語広東語、四川語、福建語などがあり、それぞれ別の言語です。

 中国語は漢字を見るとおおよその意味が分かりますから、単語の意味は覚えやすいという利点があります。また、語順は漢文で少し習ったように、英語と似ていますから違和感はありません。

 しかし、いいことばかりではありません。日本人にとって発音と四声(音の高低)はかなり厄介です。日本語にない舌や唇の使い方をする発音が多い上に、外国人にはユーモラスに聞こえる、中国語独特の音楽のようなイントネーション(四声)が、慣れるまでは難しいのです。単語の意味が覚えやすい反面、四声を覚えなければならないので、帳消しというところでしょうか。

 また、漢字の意味も現代では両国で意味が異なるものもけっこうあります。例えば「汽車」は中国語では自動車の意味になり、日本語の汽車は「火車」です。簡略文字も直感的に覚えやすくできているのですが、多少悩まされます。それでも、同じ漢字文化圏に住む日本人にとって、中国語は有利です。

仕事やボランティアで使う近隣諸国語

 その他のアジアの国々は、中韓ほど人的交流はありませんが、経済のグローバル化に伴って企業活動やボランティア活動などで、以前よりは身近な存在になってきました。それに伴って、タイ語、ベトナム語、インドネシア語などの需要は高まっています。

 趣味として習う言語ではないかも知れませんが、自分がいつかこの国の人たちと関わりたいと思うものがあれば、軽く勉強しておくのは楽しいかもしれません。


  TOP  HOME