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猫は家族。ネコと暮らす室内飼い百科


 
 猫と暮らすこと。それは単に「ペットを飼う」のとは少し違います。かわいい猫ちゃんを家族の一員として迎える…という感じでしょうか。猫の幸せは自分の幸せ…。そんな風に思えれば、猫ちゃんととてもいい関係が築けるでしょう。

 本サイトでは、猫の生活環境やしつけ、習性、感情表現、食事と栄養、問題行動と危険回避、健康など、猫と暮らすための様々な知識や知恵を紹介しています。


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➀猫の癒し効果。傍にいるだけで幸せ‥

 近年、ペットなどの動物の癒し効果が注目されています。中でも、室内を自由かつ優雅に行動する猫は、しつけや散歩などの手間もかからないこともあって、その人気は犬と拮抗しています。

 古い話ですが、2007年1月、和歌山県に住むある雌の三毛猫が、「たま駅長」となってネコブームの火付け役となりました。あるいは、すでに潜在的に猫の人気が高まっていたのかもしれませんが、傍にいるだけで癒される猫は、今では珍しくない猫カフェを生み出すに至りました。

犬・猫の癒し効果には科学的根拠があった!

 人類がネズミから穀物を守る以外の目的で、純粋に愛玩用として猫を飼い始めたのは、帝政ローマ時代からだとされています。当時の貴族は、猫の癒し効果を経験的に知っていたのかもしれません。しかし、大多数の人々にとって猫のイメージは、長い間ネズミとは切り離せない存在でした。

 犬がかなり早い段階で、狩猟のパートナーや番犬としての役割から解放され、純粋に愛玩用となったのと比べると、猫が人間の心を幸せにする存在として意識されるようになったのは、ここ十数年のことのように思えます。

 猫といえば、あの「ゴロゴロ」とのどを鳴らす音が気持ちいいですね。実はゴロゴロ音は猫自身が幸せになるだけでなく、人にもストレスや不安を取り除き、血圧を下げたり、免疫力を高めたりする効果があることが分かってきたのです。その科学的根拠とは‥‥

 「オキシトシン」という名前を聞いたことはありませんか? 別名「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などと言われ、テレビでも健康番組で取り上げられてきましたが、猫と触れ合うとこのホルモンが分泌されるのだそうです。猫を撫でながら、ゴロゴロ音を聞くことによって、私たちを幸せにするホルモンが働くのです。

アニマルセラピーと動物介在療法

 このような動物との触れ合いによって生まれる癒し効果は、アニマルセラピーとして老人施設などで行われるようになりました。犬や猫と直接触れ合うことで入居者の気持ちが開かれ、元気になるなどの効果が得られています。

 また、うつ病などの精神病治療にも、一部に動物介在療法が取り入れられ、ポジティブな思考に変わるなどの効果を得ている事例もあります。

 さらに、セラピー犬やセラピー猫は教育の現場にも取り入れられ、動物と触れ合うことによる児童の心の成長を促す効果が期待されています。動物を愛する気持ちの醸成は、将来、人をいじめ、虐待する側になることを防ぐことにもつながります。

猫は家族。毎日が心のリフレッシュ

 猫は犬のように家族の中に序列を作らず、主従の関係も築きません。猫の側からすれば、人間とは「対等」のつもりです。栄養たっぷりのキャットフードをもらい、安全かつ快適な環境を与えられながら、対等とはけしからん‥‥と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、猫好きの人はそうは考えません。猫から受ける「癒やされ」はかけがえのないものであり、愛猫が家族同様に幸せに過ごしていることが喜びでもあるからです。

 ところで、猫は実に絵になります。例えば、しなやかでセクシーな歩き方、野性的な目と敏捷性、寝ているときの間抜け面、じゃれているときの無邪気さ、驚異的なジャンプ力、窓辺に佇むのどかな姿、本棚の中でちゃっかり置物と化すご満悦の表情‥‥。写真や動画を見ただけでも、気持ちが和むほどですから、実際に自分の生活空間の中に猫がいたらどんなに癒されることでしょう。

 猫は直接、接触し、撫でまわす生き物でもあります。鼻を摺り寄せてくる朝のあいさつ、身体をこすりつけてくる悩ましさ、膝の上で眠る愛おしさ、猫を撫でる手のひらの心地よさ、ゴロゴロとのどを鳴らす耳触りのよさ‥‥。

 それらの全てが日常の心の垢を洗い流し、明日への活力となります。猫を幸せにすればするほど、その幸せは倍になって自分に返ってくるでしょう。猫と暮らすということは、毎日アニマルセラピーで心をリフレッシュすることなのです。

②猫を手に入れる方法/ペットショップの問題点

 猫と暮らしたい! そう思って子猫ちゃん探しをする方の多くは、まずペットショップをのぞくのではないでしょうか。

 古きよき時代には、ご近所や地域に住む友人のつてで、子猫をもらって欲しい人に必ず出会えたものですが、地域の人間関係が疎遠になった現代では、ペットショップに高いお金を払って、お気に入りの猫ちゃんを買う人も少なくありません。

 でも、ペットショップは費用がかかりすぎますし、それ以外にも問題がないとはいえません。愛猫と巡り合うための方法はその他にも、ネット掲示板の里親探しで見つけるとか、家の近くの動物病院やペットフード店などに置かれたチラシや手製のポスター、地域新聞の投稿欄などがあります。少し時間がかかるかもしれませんが、当サイトとしてはそちらをおすすめします。

ペットショップ、ブリーダーは信頼できるか?

 「外来の純血種がどうしても欲しい」という趣味の方は、ネット掲示板や動物病院、地域情報などでは難しいので、やはりペットショップやブリーダーから買うのがいちばん手っ取り早いのかもしれません。ただし、信頼できるかどうかのチェックは必要でしょう。問題のあるペットショップには、違法状態も含めて次のようなものがあります。

チェック・ポイント

・動物取扱業者の「標識」が分かりやすい所に掲げてな
・悪臭がする。ケージが糞尿で汚れている
・猫がいつでもきれいな水を飲める状態になっていない
・猫が元気そうに見えない。毛につやがない。
・犬や猫が狭いケージに閉じ込められている
・犬や猫がストレス状態にあるように見える
・ワクチンの接種日や回数が表示されていない
・店内の室温が高い(または低い)。換気が不十分
・生後2ヶ月以下の犬や猫を扱っている
・店内に外来種や野生動物(危険動物、特定外来生物、希少動物、保護鳥獣)が展示されている
・犬猫に詳しい店員がいない
・店長が不誠実。セールストークが多い。決断を急がせる

動物愛護の精神から、そもそも犬や猫をペットショップで展示販売すること自体に異を唱える人もいます。

 なお、ブリーダーから直接買う場合も信頼できるかどうかの見極めは大事でしょう。人柄はもちろんですが、動物愛護の精神やペットについてのポリシーもチェック・ポイントとなります。

 ところでブリーダーに関しては、まるで繁殖工場ともいうべき狭くて劣悪な環境で人気種の猫を生産し、生後間もなく母親やきょうだいと引き離し、できるだけ早くペット業者に引き渡すといった悪質な者もいます。しかし、それをチェックする方法はなく、母猫の愛情やしつけが不十分なままに店頭に並ぶ子猫ちゃんが多いのが現実です。

 ヨーロッパでは猫の陳列販売そのものを一種の虐待と考え、禁止している国もいくつかあります。日本の動物愛護法はそうした点が全く考慮されていません。消費者よりも業者の都合を優先する日本の政治の典型といえるかもしれません。

次へ進む③愛猫探しはネットや地域情報で。母親と離れる時期は?


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