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日本画・仏教美術鑑賞、お寺巡りの趣味

 日本画鑑賞および仏教美術鑑賞・お寺巡りの趣味についてご紹介します。

日本画鑑賞

 日本画は、西洋の写実的な絵画に比べて、平面的で装飾的です。そのためか、西洋の画が日本に定着するにつれて、日本画の魅力は色あせてきたように見えます。しかし、逆に近代の西洋では、印象派の画家を中心に浮世絵の影響を受けた作品が数多く残っています。例えば、マネ、モネ、ゴッホや、アールヌーボーの作家たちは、浮世絵の平面的な構成や装飾的様式に目を奪われ、いくつかの作品にとり入れています。彼らの伝統的な透視図法の世界からは、日本画の手法とスタイルは実に新鮮で、芸術的な可能性に満ちていたのでしょう。

 日本画には題材が古臭いというイメージがありましたが、現代ではそれも払拭されています(例えば、平山郁夫のシルクロードなど)。ぱっと見ただけでは洋画と区別のつかない作品も少なくありません。そうなると、昔の花鳥諷詠的な日本画の良さが分かってくるということもあるかもしれません。日本画には独特の余白や省略の美があり、現代的な感覚で鑑賞に耐えられる新鮮さがあります。画材や様式にとらわれず、日本画も洋画も「良いものは良い」という態度で鑑賞すると、美術の世界がさらに広がってくるでしょう。

仏教美術鑑賞・お寺巡り

 仏教徒でなくても、日本人はほとんどの方が仏像に心を惹かれるのではないでしょうか。仏像は、その時代の一流仏師が命を削って制作した作品であり、信仰心が結晶したものです。仏像にはいろいろな種類と名前があり、その役割も異なりますが、そうした知識は後から付いてくるものです。まずは、じっくりと仏さまのお顔を鑑賞しましょう。

 仏教美術では彫刻・彫塑の他に、屏風や掛け軸などの絵画もあります。如来や観音などの像の他に、背景や文字が描かれたものもあり、宗教画特有の物語性があります。制作された時代の人々の思いを感じ取るのも、仏教美術鑑賞の魅力といえるでしょう。

 さらに、仏教美術はそれを保管し、公開しているお寺とセットになっています。お寺そのものが重要文化財になっていることもあり、周囲の環境とともに楽しめます。特に、禅寺の庭園はそれ自体が瞑想的な空間であり、鑑賞を超えた精神的な「体験」として脳裏にくっきりと刻みこまれるでしょう。旅行の途中に古寺名刹があったら、逃さず足を伸ばしたいものです。





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