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ピアノ再開―大人のピアノを楽しむ

眠っているピアノを呼び覚まそう
 
 一説によると、日本では1千万台ものピアノ所有者がいるのだそうです。これに電子ピアノを加えると大変な数です。そしてその多くが眠っている状態だとも言われます。もったいない話ですね。

 子供時代にピアノのレッスンを受けた方のうち、ほんの一握りの音大に進学した方以外は、その後ピアノから離れてしまいます。バイエルの途中で終わった人から、ショパンやシューマンを弾けるレベルになった人まで様々でしょうが、「プロになれないから、もうピアノは弾かない」というのは残念です。

 ビアノを習ったことのあるあなた、もう一度眠っているピアノを呼び覚ましませんか! すでにピアノを処分してしまった方なら、電子ピアノで再開してもよいでしょう。半ば義務感で習った子供時代に比べ、趣味として再開するピアノははるかに楽しめるのではないでしょうか。
長いブランクを超えて大人の趣味へ
 ピアノを再開した方のお話を聞くと、どなたも久々の指の感触とピアノの音色にワクワクするそうです。でも、当然ながら、すぐには昔のように指は動かない。出来るつもりのやさしい曲が弾けない…。

 そんな困難も、練習する喜びの前には小さな問題です。昔覚えた指の筋肉や神経の働きは、徐々に取り戻せます。ピアノが全く初めての人に比べれば、進歩のスピードは雲泥の差でしょう。

 もちろん、大人になってピアノを練習するということは、子供に比べて「体で覚える」という部分でハンデがあります。でも、プロを目指すのではなく、音楽を楽しむのです。音楽に対する感性や観賞力では、今のほうが上のはず。ピアノは機械のように正確に演奏してもつまらないものです。人に聞かせる以上、表現力が求められます。演奏するとは、その人なりの曲を作ることですから、その面で様々な経験を積んだ大人のほうが有利ともいえるわけです。

 なお、練習する曲は、必ずしも「バイエル」「ハノン」にする必要はありません。現代ではやさしく弾けて音楽的にも楽しめるいい曲がたくさんあります。自分の好きな曲で練習できるということも、趣味で始める「大人のピアノ」の特権でしょう。結果的にはモチベーションが高まり、上達が早まることが期待できます。
再挫折しないために
 ピアノを再開するうえで大事なことが一つあります。それは、最初はしっかりした指導者に習うということです。

 これは、ピアノを中断した時点でのその人のレベルや、ブランクの年数などによって事情が異なるでしょうが、指が音楽を忘れていることが考えられます。低いレベルのまま、独学で練習していると、変な癖がついてしまいます。

 
 一度悪い癖がつくと、それなりに弾けているように見えても、いずれ壁にぶつかるでしょう。その段階で悪癖を直そうとしても難しく、初めからやり直さなければならないこともあります。しかし、それには心理的抵抗があり、結局、再度挫折することになりかねないのです。

 指が疲れる、手首が痛い、肩が凝る、腱しょう炎になった…などの症状は、間違った弾き方をしているせいです。何事も最初が肝心。基礎の段階だけは、時間とお金の都合をつけてぜひ、専門家のレッスンを受けてください。


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