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算術や論理的推理力を駆使するパズル

  虫食い算  算数文章題  論理パズル

 推理能力には、言語的推理能力非言語的(算術的)推理能力がありますが、どちらも論理を積み上げて推理し、結論を導き出すものです。このように書くと難しいように感じるかもしれませんが、例えば小学校高学年の算数の応用問題も、計算は伴いますが、立派な論理パズルです。クロスワードやナンバープレイスだって、部分的には論理的に推理して答えを出しているはず。そう恐れることはありません。論理パズルは、推理力を含む思考能力を高めるには最適の趣味でしょう。

虫食い算

 虫食い算とは、算数の掛け算や割り算を学校で習った通りの方法で計算した図式があって、その所々が虫食い状態になっている穴埋め問題のことです。時には空欄だらけで、どうやって解くのかととまどうものもありますが、たった一つの手がかりから出発して、芋づる式に解決していく快感はたまりません。

 算数の計算が苦手な方は苦労するでしょうが、計算が得意だからといって「虫食い算も得意」というわけにはいきません。計算能力とは異なる分析、推理能力が要求されるからです。

算数文章題

 
 「算数の計算は得意だけど、応用問題はどうも苦手…」という方には、趣味と実用を兼ねて算数文章題の再学習をおすすめします。文章題は問題文を論理的に整理して、どの計算式を使うかを直感的に発見しなければなりませんから、読解力を含む総合力が要求されるのです。

 幸い、日本では昔から、算数文章題には「○○算」という名称がついていました。ネーミングがそのまま解法パターンを表しているのですから、こんな便利なものはありません。例えば、

 植木算、流水算、年齢算、旅人算、つるかめ算、ニュートン算、通過算、和差算、時計算、還元算、周期算、日暦算、分配算…

などがあります。この中で、例えば「つるかめ算」は中学で習う連立方程式を使えば簡単ですが、算数的に解くのは意外に厄介です。つるかめ算特有の「全部、つるだったとすれば…」という仮定から出発して、実際との差を求めて解決する手法は、ある意味では数学よりも思考が複雑で頭脳の鍛錬になります。

 そしてこの先には究極の算数パズル、「有名私立中学入試・算数難問集」が待っています。数学が得意だった人にとっては、数学が使えない苦しみ(=楽しみ?)があります。

論理パズル

 論理パズルには文章のみで、図形や数字が一切ないパズルと、算術的な推論が必要なパズルがあります。

 前者は論理学(哲学)の基本となるもので、詭弁学にも通じます。その典型が「うそつきパズル」ともいうべきもので、「いつも必ずうそをつく人」と「いつも本当のことをいう人」の話から、本当かうそかを論理的に導き出すというものです。時には登場人物全員の正体を見抜く問題もあり、紙と鉛筆を用意して図解・整理してもかなりてこずるでしょう。

 また、算術的な推論のパズルでは、ハカリの使い方の問題とか、数字の配列から何らかの規則を発見する問題、お金の貸し借りを巡るトリック問題などがあります。例えばハカリ問題では、

【問題】
 「12個のコインがありますが、そのうちの11個は同じ重さで、1個は他のより重いか軽いかわからない偽物です。ハカリを3回だけ使って偽物を当てる方法を考えてください」

というような古典的パズルがあります。論理パズルでは、問題文よりも答えが長くなるのが普通で、答えだけ当たってもそれだけでは正解とはいえません。詭弁や心理的トリックにだまされないためにも、論理パズルで思考力を明晰にしておきたいものです。


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