いい趣味を見つけたい方へ―おすすめ
手芸・工芸・工作   スポーツ・アウトドア   美術・絵画   ダンス・体操・健康   棋道・ボードゲーム・カード   楽器演奏   美術鑑賞・音楽鑑賞
生け花・フラワーデザイン   文芸   書道・習字・文字のアート   生活・実用   パズル・クイズ   語学   コレクション   パフォーマンス・余興

図形パズル/記憶力・注意力・推理力を鍛える

  間違い発見問題  視覚・記憶力テスト  推理パズル  マッチ棒パズル  迷路

 図形パズルには、記憶力や注意力が求められるものから、アイデア力、論理的推理力、創造力などが必要なものまで、様々なものがあります。ここでは「間違い発見問題」「視覚・記憶力テスト」「推理パズル」「マッチ棒パズル」「迷路」の5つに分けて、それぞれの魅力を紹介します。

図形・イラスト 間違い発見問題

 2つの絵を見比べて、元の絵に対してどこが間違えているかを発見するパズルです。幼児向けから大人向けまでいろいろあり、図形問題としては最も気軽に楽しめるパズルです。求められるのは視覚的な瞬間記憶力と注意力のみですから、入門者向けパズルといってよいでしょう。しかし、複雑な絵になると、誰でも盲点がありますから、どうしても間違いが全部は見つからないということもあります。

視覚・記憶力テスト

 1枚ないし数枚の画像(写真)を指定時間内で記憶し、次のページでその記憶をテストするのが視覚・記憶力テストです。例えば次のような設問が一般的です。

・右から2番目の人のシャツの色は何色か?(赤、黄、青、緑、白)
・真ん中のサルが押さえていたのはどこか?(頭、目、口、耳)
・4番目の時計の文字盤のデザインは次のどれか?
・1枚だけなかった写真が入っているが、どれか?
・左手を上げていた男の子は何人か?


 設問は多くの場合、一生懸命覚えようとしたことをはぐらかすように、意外なことを聞いてきます。画像をそのまま頭に焼き付けるのがベストですが、相当の訓練が必要ですし、その場合でも色までは難しくなります。人間の記憶のあいまいさを思い知らされるテストではあります。

図形・推理パズル

 図形・推理パズルのパターンは実に多種多様です。論理的に整理・追及していけば解決する問題や、ちょっとしたアイデアを要求するもの、常識や思い込みなどの盲点を突くもの、図形的な想像力を要するものなどがあり、日常的な思考から飛躍した頭脳の鍛錬に役立ちます。次に、図形パズルのいくつかのパターンを列挙してみました。

・等分に分割する問題:ケーキに3回ナイフを入れるだけで八等分にする方法を示す、など。
・図形をなぞる一筆書き問題:複雑な図形の線をなぞって、一筆書きをする。
・複数の地点を通過する一筆書き問題:○個の点を□本の直線で、ひと筆で結ぶ。
・図形の数を数える問題:幾何学的図形の中から三角形の数を数える、など。
・法則発見問題:少しずつ変化する図形(絵)を見て、抜けたところの図形を補う。
・分類問題:数個の図形(絵)からなる2つのグループに共通する図形(絵)を選ぶ。
・図形合体・完成問題:数個の図形の中から2つを選んで合体させ、指定の図形を完成させる。
・立体の立面図作成問題:積み木をある一方向から見るとどんな形になるかを描く。
・積み木の数当て問題:立方体の積み木が見えないところも含めていくつあるかを数える。

 このほかにもいろいろあるはずですが、たいていの場合は制限時間が設けられています。時間が過ぎたからといってすぐに答えを見ず、悔しい時間を長くした方が、正解を知った時の驚きや喜びが大きいでしょう。もちろん、パズルが解けた充実感も大きいのですが…。

マッチ棒パズル

 マッチ棒パズルも説明は不要でしょう。現代ではマッチを持ち歩くことはありませんが、昔は喫茶店や飲み屋などでマッチを並べて一緒にパズルを楽しむこともできました。もちろん、マッチではなく、紙と鉛筆でもできるのですが…。

 マッチ棒パズルは、幾何学的な推理力や想像力で解く問題がほとんどですが、とんちで解く問題、引っ掛け問題などもあります。例えば、牛の絵がマッチ棒で描かれていて、「2本のマッチを動かすだけで、牛を後ろ向きにする」というような問題です。真面目に考えたら3本動かさないと不可能なのですが、「後ろ向き」という言葉の解釈を、「頭と尻尾を入れ替えるのではなく、顔の向きを変えるだけでよい」と考えれば解決するという仕掛けです。

 真面目なマッチ棒パズルは、図形パズルの中の一ジャンルと考えてよいでしょう。

迷路パズル

 紀元前1200年頃のギリシャの出土品に、粘土板に描かれた迷路があり、これが世界最古の図形パズルと考えられています。

 
 迷路パズルは子供の頃に親しんだ方も多いでしょう。現実の世界で迷路に迷い込むのは困りますが、人の心の奥底には「迷路に入りたい」という気持ちが潜んでいるようです。そんな潜在的欲求を安全に満たしてくれるのが迷路パズルです。

 迷路は図全体が四角い形で、隅の入口から対角線上の出口を目指すパターンが一般的ですが、楕円形の中心から外に出るパターンもあり、こちらの方が難しい問題が多いようです。どちらも、出口から入り口に向かうのはやさしくなりますが、なかなか出られないからと言って反対側からやるのは禁じ手です。

 近頃はコンピュータで作られた迷路が多くなりましたが、どことなく味気ないものです。人間が苦労して作った問題は、作者が必死で盲点を作ろうとするので、そこには思想というと大げさですが、作者の思いが込められていて味わい深いものです。


  TOP  HOME