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子供と楽しむパフォーマンス・余興

けん玉の魅力-奥深い技の習得を目指そう!
独楽回しの楽しみ方―競技と曲芸
見た目の10倍面白い ジャグリングのススメ
紙飛行機の魅力―滞空時間を争う
ブーメランという「スポーツ」の楽しみ方

奥深い技が「子供の遊び」を「大人のパフォーマンス」に変えた


 子供の遊びだと思われていたものでも、その歴史的なルーツをたどると、大人たち、それも貴族階級が楽しんだというものがけっこうあります。また、ある民族にとってはその昔、実用的な必需品だったものもあります。

 前者の代表選手は「けん玉」、そして後者は「ブーメラン」です。その他、紙飛行機のように、空を飛ぶマシーンを作るための「夢の研究」として作られた歴史を持つものもあり、多くの伝統的な子供向け玩具は、元々は「お子様向け」ではなかったのです。今ではあまり流行らないすごろくだって、ルーツをたどれば大人が賭博に使ったもの。その西洋すごろくが、運の要素と勝つ技術の絶妙なバランスを持った、高度なゲームに発展したのが「バックギャモン」という頭脳ゲームです。ゲームやスポーツ的な遊びに、大人と子供の境界線はないのです。

競技大会があり、記録が残るから、夢中になれる

 

 さて、ここにご紹介する趣味のグループは、「子供の遊び」が技術的に進化して「大人にも楽しめるパフォーマンス」になったものが中心になります。パフォーマンスといっても、大道芸的なものからスポーツに近いものまでいろいろありますが、基本的には手を中心とした体で覚える技を使うものを集めました。

 技の難度成功率時間などを競うことによって、勝ち負けが決まり、記録への挑戦も可能な「大人の技とパフォーマンス」を趣味の一つとしてぜひお楽しみください。

 次に、けん玉、独楽回し、ジャグリング、紙飛行機、ブーメランについて、競技大会ではどんな技を競うのか、勝ち負けはどう決まるのかを簡単にまとめました。

けん玉
 けん玉の技を難易度順に整理した『けん玉の技百選』というものがあります。競技者は段階的に規定の技をこなしてゆき、「先に失敗したほうが負け」というシンプルな方法が一つ。もう一つは、規定の技10種のすべてを規定回数(3~5回)行い、成功した合計点数を競うという方法です。一発勝負か平均的総合力かという違いがあります。

独楽(こま)回し
 独楽回し(投げごま)の競技方法も2種目あります。倒れずに回転している時間を競う「タイムトライアル」と、独楽を的に投げ入れて点数を競う「的入れ」です。

ジャグリング
 ジャグリングはボールやクラブ(ボーリングのピンのようなもの)をお手玉のように投げ回す曲芸。一度に回す道具の数を競う種目(ナンバーズ)や、同じジャグリングを続けられる時間を競う種目(エンデュランス)などがあります。

紙飛行機
 規定の紙飛行機(組み立て式)を使って滞空時間を競う方法が中心です。手投げ、ゴム使用(パチンコ)、自由などの種目があります。飛んだ距離を競う種目もありますが、最近の全国大会では行われていません。

ブーメラン
 紙製の3枚羽根の大会用ブーメランを使います。競技者は既定のサークル内に立ち、ブーメランを投げて戻ってきたらサークル内でキャッチしなければなりません。規定回数(3~5回)をキャッチできるまでのタイムを競います。競技化の日が浅く、競技ルールがまだしっかり定着していません。


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