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独楽回しの楽しみ方―競技と曲芸

昭和的独楽の楽しみ方

 

 独楽(こま)にはいろいろな形や色彩のデザインがあり、回してみるだけでも楽しいものです。ほとんどの方が子供の頃、どんぐりの実や厚紙などを使って独楽を作ったり、回転時間の長さを競ったりして遊んだ経験があるのではないでしょうか。
 また、七十代以上の男性なら本格的な「投げごま」や、賭博性のある「ベーゴマ」で遊んだ経験もおありでしょう。投げごまは胴体にひもでらせん状に巻き、投げるようにして回すのでこの名があります。

 また、ベーゴマは台の上で八角形(または六角形)の鋳物製の独楽を回し合い、主に相手の独楽を外に弾き飛ばして勝負を競うものです。勝ったほうが相手の独楽を没収する点でメンコに似ていますが、子供にとっては値が張るので、学校から「ベーゴマ禁止令」がよく出たものです。ベーゴマはいかにも素朴な、昭和的光景です。

投げごまは競技をすると面白い

独楽(こま) さて、どんなに美しいデザインの独楽でも、ただ回すだけではすぐに飽きてしまいます。独楽回しを継続的に楽しむためには、投げごまの競技が面白いでしょう。競技方法には、倒れずに回転している時間を競う「タイムトライアル」と、独楽を的に投げ入れて点数を競う「的入れ」があります。なお、タイムトライアルにはベーゴマの部もあります。

 こうした独楽回しの競技会は、各地で主に小学生を対象に行われていますが、大人向けがあまりないのは、やはりそれだけでは奥行きがなくつまらなくからでしょう。大人がこだわるのはやはりパフォーマンス性。記録への挑戦と、それに独楽の回し方の難易度を組み合わせると、大の大人がこだわれる趣味になるわけです。特に、大きな独楽がいつまでたっても倒れないのを見ると、聴衆は感動します。

曲芸としての独楽回しは演出次第

 パフォーマンスといえば、伝統的な独楽の曲芸がありますね。お正月になると寄席の演目の中で、羽織袴のおじさんが唐傘や日本刀などを持って現れ、大きな独楽を回す「あれ」です。でも、欧米でのパフォーマンスなら多少はウケるかもしれませんが、日本では陳腐すぎて、聴衆は買う気のない骨董品を眺めるような気分になるでしょう。

 でも、曲芸の技自体はなかなか魅力的で、刃渡り、綱渡り、糸渡り、投げごまなどの高度な技があります。特に投げごまには100種類以上の技があり、それらを組み合わせれば難易度はいくらでも高くなります。

 また演出も、現代的なファッションと音楽を背景に、踊りながら演じるなどの工夫があれば、お金の取れるパフォーマンスになるのかもしれません。


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