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森や野山を満喫するウォーキング系の趣味

ウォーキング、散策、ハイキング、トレッキング、軽登山…
魅力の違いは?


  散策  ハイキング  ピクニック  トレッキング  軽登山  

 
 森や野山を満喫するアウトドア派の趣味として、ここではウォーキング、散策、ハイキング、トレッキング、軽登山…などの魅力を紹介します。アウトドアの趣味は、何の技術もいらず、初心者でも楽しみながら自然に心と体の健康が得られますから、一石二鳥どころか三鳥、四鳥の趣味といえるでしょう。

 ところで、ウォーキングと散策やハイキング、あるいはハイキング、トレッキング、軽登山の境界はあいまいで、重なっている部分もあります。まずは、誤解や誤用を避けるため、それぞれの大まかな違いを整理しながら、その魅力について述べていきます。

ウォーキング

 ウォーキングは本来、歩くこと全てを総称する用語で、散策もハイキング、トレッキングもウォーキングと称しておかしくないのですが、日本では近年、健康目的で歩くという意味で使われることが多くなりました。距離または時間を設定し、軽装で出かけるという形が普通で、歩数計をつけて自己管理するということもよく行われます。周りの風景を見て楽しむという要素ももちろんあり、人によってはそちらのウエイトが高いこともあるでしょうが、ウォーキングという言葉自体が「生活習慣病の予防・改善」という目的から切り離せないイメージになっています。

散策

 散策はウォーキングの中に含めてもよいのですが、商店街や公園、神社仏閣、自然の豊かな道などを気ままに歩いたり、知らない街や自然を探索したりして、四季の豊かな表情や珍しい風物を楽しむことが主になっています。ウォーキングが歩くこと自体を目的にしているのに対して、散策は目の保養をしながら、写真を撮ったり、家族や友人とおしゃべりをしたり、思索を巡らしたりするという違いがあります。散策には未知の風景や風物を発見する楽しみがあり、その都度、新しい散策ルートを計画する楽しみがあります。

 また、散策は一歩一歩、五感を総動員して風景全体を感じ取るもので、車や自転車などでいくつかのポイントを巡る旅では味わえない魅力があります。

ハイキング

 ハイキングは散策に近く、軽装で歴史的な建造物のあるエリアや野原、水辺、小高い丘、峠などを歩きながら、その景観を楽しむものです。しかし、散策に比べて比較的速い速度で、かなり長い距離を歩き、健康への効果も意識しているのが普通です。また、散策が予定外のコースを歩いたり、道草を食ったりする「気まぐれなウォーキング」であるのに対して、ハイキングはあらかじめしっかり決めたコースと時間を守って歩くという違いがあります。

 健脚者のハイキングは、平地では物足りなくなり、山歩きが中心を占めるようになります。より体力が求められますが、歩くこと自体が快感につながってきます。そうなると、次のトレッキングとの境界領域に入ります。トレッキングとの違いは、ハイキングが軽装で出かけ、危ないところは歩かないということでしょうか。

ピクニック

 比較的軽いハイキングで、お弁当を持参して野外で食べると、これはピクニックと呼ばれます。ピクニックは遠足の大人版ともいうべきもので、自然を満喫しながら歩いた後、家族で一緒にお昼ご飯を食べることが、ピクニックの最大の魅力です。日本人にとって春の一大行事ともいえるお花見は、さしずめ「歩かないピクニック」というところでしょうか。

トレッキング

 トレッキングは「山歩き」のことで、ハイキングの上級編ともいうべきものです。ハイキングに比べると、急な坂道やごつごつした岩場、急斜面を蛇行する細い道など、危険なコースを含むのが特徴です。それだけに軽装は避けるべきで、トレッキング専用のシューズや分厚い靴下、寒さ対策などが欠かせません。また、体力(とりわけ持久力)はかなり要求されます。

 トレッキングは登山のような特殊な装備をしない山歩きで、登山(軽登山)が必ず頂上を目指すのに対して、トレッキングは山を歩くことを主目的としています。登山に比べてゆとりがある分、風景を楽しみながら歩くという要素が強いでしょう。通常の観光では見られない領域に踏み込んで、大自然の空気に包まれながら、登山に近い雰囲気を味わうこともできる点がトレッキングの魅力です。

軽登山

 軽登山はザイルやアイゼンなどの装備をしない登山で、比較的ゆるやかな夏山などを登ることを指します。頂上に立った時の達成感は格別で、その感激を味わうことが軽登山の最終目的です。トレッキングとの大きな違いです。

 軽登山は一般的には単に「登山」と呼ばれ、富士登頂も日本では登山の扱いをされます。しかし、重装備をしてよじ登る(climb)ことを登山とするヨーロッパでは、これを登山とは呼びません。スポーツとして、常に死と隣り合わせで頂上を目指す登山家には、全く異なる両者を同じ「登山」と呼ぶことに違和感があるかもしれませんね。


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