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書道、習字、文字のアート

大人からの書道、その魅力と上達法
ペン習字―実用を兼ねた趣味
写経/教養や心の安寧に
篆刻―趣味の印章作り
カリグラフィー/エレガントな手書き文字

文字が芸術になる文化圏に住む幸せ


 文字は言葉を表すために発明された記号ですが、主に漢字文化圏で文字の美しさを追求していく過程で「書道」という芸術が生まれました。

 世界には漢字以外にも、イスラム書道やモンゴル書道などがありますが、漢字の持つ表情の豊かさや多様性、表現の深さは格別で、漢字文化圏の書道と比べれば、他言語の書道は「芸術」というよりは「デザイン・アート」のジャンルといってもよいほどです。

 さて、こうした書の芸術を生んだ漢字ついてですが、ルーツは殷代亀甲獣骨文字だということが定説となっています。また、殷代に先立つ仰韶文化・竜山文化の遺跡から、漢字の原形とになったと思われる記号が刻まれた土器が出土しています。ただし、それが漢字の名前の由来となった漢民族とどうつながるのかは、いまだ定かではありません。

 
 漢字が亀甲獣骨文字に由来するということから、筆が使われたのはそのずっと後だと思われがちですが、中国最古の出土品(仰韶文化期)とされる彩陶に、筆で描かれたと推定される文様があります。書道を生んだ筆は、実は漢字が発明される前から使われていたものだったのです。漢字成立の当初から「筆」という文字が存在していたことも、それを裏付けています。

 まず、筆の文化が存在し、漢字が生まれた後に紙が発明されて、初めて「書道」の基礎となる文化が生まれたということでしょうか。いずれにしても、奥深い文字の芸術を生み、発展させた文化圏に住む私たちは、実に幸せな民族だといえます。

書体について


 現在使われている漢字の書体は楷書、行書、草書、隷書、篆書(てんしょ)の5書体ですが、これは文字を書く道具や書かれる素材、書く速度などの違いが生んだものです。また、印刷書体(フォント)はゴシック体と明朝体を基本形に、さまざまな種類が作られています。

 ここでは手書きの書体について、古いものから順に説明します。
篆書
 篆書体(てんしょたい)は、主にハンコなどに使われる最も古めかしい書体といえばお分かりでしょうか。まだ紙もなく、石に文字を刻んでいた頃に生まれた書体で、古代文字としては最も長く使われています。象形文字が絵文字から漢字に発展したプロセスをほうふつとさせ、ほとんど使われなくなった現代では芸術的ともいえる書体といえるでしょう。
隷書
 隷書体は横長の形をしているのが特徴で、横棒が波打つような運筆で書かれます。これは隷書が生まれた当時、記録媒体に柾目の木簡が使われ始めたことが関係しています。木目が邪魔して書きづらい横棒に工夫を加えた結果で、紙が発明されてから特殊な用途を除いてこの書体はすたれました。
楷書
 楷書は誰でもご存知の、手書きでは最も読みやすい書体で、お手本のように一画一画きちんと書きます。習字ではまず、この楷書体を習います。
行書
 行書は楷書よりも書くスピードを上げるために、多少の続け書きをします。文字のくずし方は、楷書が読めれば読めるという程度のものです。
草書
 草書はいわゆるくずし字のことで、文字を書くスピードを最大限に上げるために、字画の省略を行い、書き順さえも文字ごとに変えて書きます。そのため、草書を習わない人には、読むことさえできない文字が多数あります。文字を速く書くという実用性を備えながら、書道においては最も芸術性を発揮しやすい書体でもあります。
仮名・連綿体
 日本で生まれた音標文字である仮名は、草書体をさらにくずし、変体仮名を経て生まれたものです。草書体ではこの仮名を早く書けるように何文字もつなげて書きますが、これを連綿体と呼んでいます。柔らかく流麗な線の美しさは、かな書道という一分野を作るほど魅力的なものです。


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大人からの書道、その魅力と上達法
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